RELATED POST
歌手の岩崎宏美さんが6日、マンハッタン区のマーキンコンサートホールでデビュー40周年記念コンサートを行った。岩崎さんのキャリア史上初のニューヨーク公演とあり、チケットが早々に売り切れるなど話題となっていた同コンサートは、岩崎さんの歌とニューヨーク在住のジャズピアニスト、大江千里さんのピアノ伴奏のみの構成で行われた。
1979年リリースの「万華鏡」からスタートし、岩崎さんの伸びやかな高音が生きるバラード「すみれ色の涙」など、数々の曲を披露。さだまさしさん作詞・作曲の「いのちの理由」では、曲に込められたメッセージを手話とともに伝えた。
ニューヨークらしく、マイケル・ジャクソンの「Ben」、ナット・キング・コールの「When I Fall In Love」といった英語の曲も歌い上げ、レ・ミゼラブル劇中歌の「夢やぶれて」の際には、客席から惜しみない拍手が贈られた。また、大江さんがアイデアを出したという子どもたちとの唱歌では、ステージに上がったリセ・ケネディ日本人学校の生徒たちと一緒に「赤とんぼ」と「ななつの子」を歌った。
その後、「ヒットメドレー40周年記念 ニューヨークバージョン」としてデビュー曲「二重奏(デュエット)」から、「ロマンス」「シンデレラ・ハネムーン」などを熱唱。観客の多くも一緒に口ずさんだり、音楽に合わせて体を揺らしたりと、懐かしいヒットソングの数々に酔いしれた。
ステージでは曲順が前後するなどのハプニングも起きたが、その度に繰り広げられる岩崎さんと大江さんのやり取りに会場は和やかなムードに包まれ、岩崎さんの愛嬌たっぷりな一面を垣間見ることができた。
アンコールでは「聖母たちのララバイ」、大江さん作詞・作曲の「始まりの詩、あなたへ」を熱唱。「故郷」では観客も大合唱し、幕を閉じた。
コンサート終了後、岩崎さんは「(今回の公演は)新たな一歩になった。日本語を大事にしている歌い手として、歌で日本語を届けることができれば」と語り、大江さんは、「(最後に)感動と達成感と喜びと感謝がいっぺんに沸き上がりました」と感想を述べた。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで









