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レストラン日本(マンハッタン区東52丁目155番地)の社長、倉岡伸欣(のぶよし)さんが13日午後、心不全のため亡くなった。86歳だった。数年前から体調を崩し、入退院を繰り返していたが年明けから容体が悪化したという。長年連れ添った妻の璋子(えいこ)さんが昨年10月に死去、後を追うように亡くなった。葬儀は18日、近親者で済ませた。お別れの会は31日午後5時30分から同店で行う。
東京都出身。1963年、ニューヨークで初めて総ヒノキ造りのすし、天ぷらカウンターを備えた同店をオープン。日本人駐在員をはじめ、日米の政財界要人、芸能人、スポーツ選手から愛された。カナダでそばを自家栽培し本格的な二八そばを提供、トラフグを米国に初めて輸入した。「丼ものには日本の米」と、店内に日本産米の貯蔵庫まで設置し江戸前の味を追求。半世紀以上にわたり日本の食文化の普及に尽力した。2006年、第1回日本食海外普及功労者表彰、09年、旭日小綬章。
◎副社長の馬越恭弘さんの話 今はただ、倉岡夫妻の志を継ぎ、残った従業員たちと力をひとつにしてレストラン日本を明日につないでいきたいと思っております。

誰にでも分け隔てなく接する倉岡さんの人柄に感服した人も多い
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