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【8日付amニューヨーク】マンハッタン区とブルックリン区の刑務所内に、刑務官を装った覆面捜査員が違法薬物や刃物などの禁制品を簡単に持ち込めたことが分かり問題となっている。ニューヨーク市捜査局が8日、報告書の中で明らかにした。
捜査局は2016年9月、市の刑務所を運営する矯正局に対し、監査の一環として警備体制を検証。覆面捜査員は大麻26.8グラム、違法鎮痛剤5本を難なく持ち込んだ。警備員は「何も持ち込もうとしていない」との捜査員の話を信じ、身体検査をすることなく捜査員を通した。外科手術用のメスを持ち込む際は金属探知機の警報が鳴ったが、警備員は捜査員に質問せず、素通りを許したという。
刑務所に違法薬物などの禁制品を持ち込んだとして、14年以降20人以上の刑務官が逮捕されている。同年以降、捜査局のマーク・ピータース局長は、①刑務官の通用口に麻薬探知犬を配備する②刑務官の制服から無駄なポケットを取り除く③刑務官のロッカーを入り口の外に移動するなどの対策を繰り返し提案してきた。
報告を受け同局長は、「3年経っても警備体制に改善は見られず、禁制品の持ち込みはいとも簡単だ」と非難。矯正局のシンシア・ブラン局長は、「保安検査の改善のため、やるべきことは多いと認識した」と話した。

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