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【4日付amニューヨーク】夏も終わりに近づいたが、ニューヨーク市内全域で西ナイル熱ウイルスを持つ蚊がまだ生息している可能性があるとして、市保健精神衛生局(DOH)は継続して注意を呼び掛けている。
DOHで害虫駆除などを担当するマリオ・メルリノ局長補佐は「このところの高温続きで蚊が繁殖している」と指摘。DOHによると、今年の夏は市内で8人が西ナイル熱を発症。うち6人が重篤となった。この他に3人が献血時にウイルス感染が確認されたが、発症していないという。クイーンズ区とスタテン島から西ナイル熱ウイルスを持つ蚊が最も多く見つかっている。
蚊は通常4月から10月に活動し、気温の低下とともに数が減少する。しかし、11月になっても見かけることは珍しくない。コロンビア大学メイルマン公衆衛生校の疫学教授、ステファン・モースさんは「安心するのはまだ早い」と警告。50歳以上で免疫力が低下している人が西ナイル熱ウイルスに感染すると、重篤な場合は脳炎や髄膜炎を併発し、死に至る場合もある。
DOHは予防措置として、水たまりの除去や虫よけスプレーの使用、長袖、長ズボンの着用を推奨。また、ホームページで同ウイルスを持つ蚊の発見場所や除虫剤散布の予定などの情報も提供している。
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