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【16日付ニューヨークタイムズ】イソップ童話の「町のネズミと田舎のネズミ」が作られたのは3000年も前のこと。ニューヨーク市内には無数の「町のネズミ」が生息するが、町のネズミは田舎のネズミより「肉をよく食べる」という。カナダのオンタリオ州にあるトレント大学など2大学がこのほど、研究結果を発表した。
研究ではトロント市内外に1790年から1890年の間に生息していた野生のネズミの骨を博物館や他の大学などから収集。高出力分光計を使って、骨に含まれるタンパク質の比率を分析し、ネズミが生前食べていたものの種類を判別した。研究を主導した同大学の考古学者、エリック・ガイリーさんは「都市部のネズミは農村部のネズミに比べてずっと多くの肉を食べていた」と結論付けた。都市部であれば生息地にかかわらず、食べていたものに大差はなかったという。
一方で、農村部のネズミは生息地によって食べていたものが異なり、ガイリーさんは「その場所で食べられるものを食べていた」と分析した。
ガイリーさんは、こうした研究でネズミの生態を解明することで、ネズミ駆除に役立つとしている。さらに、一般にネズミが食べていたものは人間の食べ残しであることが多いといい、ガイリーさんはこうした研究で当時の人間の食生活や人口密度にも光を当てることができると考えている。

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