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【1日付ゴッサミスト】今月6日の中間選挙を目前に、民主党の巻き返しが期待されるニューヨーク州郊外と州北部の6つが激戦区となっている。
連邦下院19区では、トランプ大統領のオバマケア廃止法案に賛成票を投じたことで窮地に立たされているジョン・ファソ下院議員(共和)が、6月の民主党予備選で勝利した弁護士アントニオ・デルガド氏からの挑戦を受ける。主要統計分析機関は、デルガド氏の勝率を57%と予想、その他の調査では勝敗は五分五分とみられている。
州中央部の連邦下院22区では、クラウディア・テニー下院議員(共和)に、アンソニー・ブリンディシ州議会議員(民主)が挑む。テニー氏は銃規制法の強力な反対者で、2月に「銃乱射事件の犯人は民主党員ばかり」と発言し党内でも孤立。トランプ大統領の協力で、65万ドル(約7355万円)以上の選挙資金を集めている。
共和党支持の有権者数が民主党を4万人上回る州西部の連邦下院27区では、2016年の大統領選で連邦議員で初めてトランプ氏への支持を表明したクリス・コリン下院議員(共和)と地域活動家のネイト・マクマリー氏(民主)が戦う。
サフォーク郡の州上院5区では、16年の選挙で現職のカール・マーセリノ上院議員(共和)にわずか1ポイント差で敗れた市水道局のジェームズ・ゴーラン局長(民主)が再挑戦。
ナッソー郡の州上院7区では「反トランプ」機運も盛り上がりをみせて、イラン系米国人の挑戦者、アナ・カプラン氏(民主)が有利。両郡にまたがる州上院8区は、民主党の現職、ジョン・ブルックス氏が議席を死守できるかに注目が集まる。
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