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【11月29日付ニューヨークタイムズ】レイプ被害者に法医学的証拠を残すために提供する「レイプキット」について、ニューヨーク州内の7つの病院が被害者に代金を請求していたことが分かった。バーバラ・アンダーウッド司法長官が11月29日、発表した。7病院は既に被害者に代金を払い戻し、今後は請求しないとの規則を遵守することで州と和解したという。
2005年に施行された州法では、レイプキットの代金支払いを被害者に求めることは禁じられ、病院は代金を州の被害者サービス局に請求するのが決まりだ。しかし7病院は、16年1月から17年11月までの間、レイプ被害者計200人以上に対し、1人当たり46ドルから2892ドル(約5000円から33万円)を請求。保険会社を通して支払わせたり、取り立て代行業者を使ったりする場合もあったという。
キット代金の請求件数が多かったのはスタテン島のリッチモンド大学医療センターで28人。マンハッタン区のニューヨーク・プレスビテリアン=コロンビア大学医療センターは24人に請求していた。ほとんどの病院の広報担当は請求書が誤って送られたとし、謝罪声明を発表している。
アンダーウッド司法長官は声明で、「性暴力の被害者は既に甚大な精神的トラウマを受けているのに、キット代金を請求するのは非人道的」と非難。昨年11月、被害者の告訴がきっかけで広範な捜査が行われていた。

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