RELATED POST
【16日付ウォール・ストリート・ジャーナル】ニューヨーク市のホームレスに住宅を提供しているホテル経営者のきょうだいが運営する事業が、マンハッタン区連邦検事局の捜査対象になっていることが分かった。事情に詳しい関係者が明らかにした。
関係者によると、連邦検事局はスチュアート・ポドルスキーときょうだいのジェイ両容疑者が経営するアムステルダム・ホスピタリティー・グループが、脱税の目的で弁護士のエスクロー口座に資産を隠していた疑いがあるとして捜査。ホームレスに提供した部屋の修理にかかった料金を過大に報告して市から余分に資金を受け取っていた疑いや、下請け業者から個人的な見返りを受けていた疑いもあるとみている。同社は過去5年間にわたり事業を展開し、市から数万ドルを受けていた。
市は同社が経営するマンハッタン区のアラジンホテルに昨年、540万ドル(約5億9300万円)を支払い、ホームレスの住宅として使用。また同社所有の同区のアポロホテルやエリントンホテルなども、ホームレスの住宅として使用されている。
市ではホームレスの数とその対応にかかる費用が膨らみ、一時しのぎの解決法としてホテルなどに依存することが増えている。市では2013年に約5万人のホームレスがシェルターまたはホテルで暮らしていたが、現在は約6万人に拡大。市は年間3億8400万ドル(約421億7500万円)を、ホームレスにホテルを提供するために費やしている。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








