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ニューヨーク・ニュージャージー港湾局(PA)は25日、橋やトンネルの通行料および鉄道運賃の値上げ案を発表した。今年11月から来年後半にかけて段階的に施行する。
案ではジョン・F・ケネディー、ラガーディア、ニューアーク国際空港の3空港への送迎の際に「陸上交通アクセス費」を運賃に上乗せ。ウーバーなどのアプリを使った配車サービスは送迎両方で、タクシーは空港で客を乗せた場合のみ4ドルを運賃に上乗せする。開始は来年半ばから後半を予定。同時期に、現在5ドルのエアトレインの運賃も7ドル75セントに値上げする。
PAが管轄するニューヨークとニュージャージー州内の橋とトンネルの通行料は来年1月5日に値上げ。現金払いは15ドルから16ドルに、EZパスでの支払いは10ドル50セントから11ドル75セントに値上げする。PATHトレインは、1回券の運賃は2ドル75セントに据え置くものの、10回回数券を今年11月1日に21ドルから25ドルに、来年同日にさらに値上げし、26ドルとする。
同案は27日にPA委員会に提出され、承認が必要となる。2017年から26年までの資本を322億ドルから370億ドル(約4兆円)に引き上げた修正資本計画も同日、提出。財源は、ラガーディア空港のエアトレイン計画などに充てられる。ニューヨーク州とニュージャージー州では計6回の公聴会が予定されている。
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