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20世紀初頭の建築様式が残る「ドクターズロウ(医者の並び)」と呼ばれるブルックリン区のベイリッジパークウェーの一部が歴史的景観保護区に指定されることが25日、決まった。同区南部での指定は初。ニューヨーク市歴史的建造物保存委員会(LPC)が満場一致で票決し、発表した。
ドクターズロウは、同パークウェーの4番街と5番街の間に邸宅54軒が連続して並ぶ(ロウハウス)通り。1906年から13年の間に建設された。コロニアル様式の要素をわずかに含んだルネサンス風建築は、その大部分を当時のままの形でとどめている。
20世紀初めに同区に移転したきた医師の間で2階建ての住宅が流行しており、医師が多く居住。ロウハウスの地下を診察場所として開業する医師が多かった。50年代にはこの通りの半数が医療施設だったという。カーブドニューヨークによるとこの通りを最初に「ドクターズロウ」と呼んだのは、49年発行の地元紙「ブルックリン・デイリー・イーグル」に掲載された不動産広告だったという。
報道によると現在、ドクターズロウには歯科および足病医、家庭医のオフィスが点在している。LPCのサラ・キャロル委員長は声明で、広い並木道に調和した石灰岩で全面が飾られたテラスハウスを、「歴史的建築としての価値が高い」と称賛した。
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