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ブルックリン区ボーラムヒルに住むマリー・シェムブリさんは、私立探偵になって30年以上。変装の名人だったが、今では携帯電話とインターネットを使うハイテク探偵だ。ニューヨークタイムズが17日、ベテラン女性探偵の横顔をレポートした。
「家の外で出入りを監視する必要がなくなった。どこにいても『標的』の動きを追うことは可能よ」とシェムブリさんは話す。顧客も変わり、嫉妬に燃える夫は減り、元交際相手やストーカー、詐欺師から身を守ろうとする女性が増えたという。結婚して2人の子どもを持つ身として、「女性の側に立てるのは大歓迎ね」と頼もしい笑顔を見せる。
1980年に大学を卒業後、ニューヨーク市の税務調査官に。5年後、フィリピンのマルコス大統領一家を調査する連邦議会委員会での仕事を命じられる。膨大な書類をかき分け、一家が市内に高層アパートを4軒所有することを発見。そのとき、「天職」とひらめき、私立探偵として独立した。当時、女性の探偵は少なかったが、業界団体によると現在、私立探偵の約40%を女性が占めているという。
かつらと洋服を変えて、ダウンタウンのパンクからアップタウンの富裕夫人まで1日で数人に「化けた」こともある。インターネットを駆使するなどテクニックは変わっても、基本的なアプローチは変わらない。根気強く注意を払い、研ぎ澄まされた勘を使って、「証拠が語りかけてくる真実に耳を傾けること」と明かした。
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