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共同通信
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【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は9日、ウクライナ南部のカホフカ水力発電所の巨大ダムが決壊する直前に爆発があったことを米偵察衛星が検知していたと報じた。米政府高官の話としている。
米情報機関の分析官はロシアがダム決壊に関与したと疑っているが、関与を示す確かな証拠は得られていないという。
この高官は、衛星に設置されている赤外線の感知センサーがダムで高熱を検知し、大きな爆発の特徴と一致していたとしている。
工学の専門家は意図的な爆発によって決壊したとみられるとする一方で、ダムの構造的な欠陥や外部からの攻撃が原因の可能性もあるとの見方を示した。