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テキストメッセージやツイッターでコミュニケーションを取る現代の子どもたちの間で、文法の間違いが目立つことを、ニューヨーク市の教師が嘆いている。ウォール・ストリート・ジャーナルが20日、レポートした。
非営利団体アカデミー・フォー・ティーチャーズはマンハッタン区で先週、市内の学校で教える教師を対象に無料セミナー「文法のマスタークラス」を開催。参加した私立および公立校の教師18人から、「生徒のほとんどが基本的な句読点の使い方や構文を理解していない」と嘆く声が上がった。
教師たちによると、大文字と小文字の使い分けを理解していない生徒や、“You”を“U”と書くなど、宿題に略語を多用する生徒、また、ピリオドが敵意を表すと考える、be動詞の否定形に“Ain’t”を使用する、主語と動詞の一致を無視する生徒が多いという。
教師たちは、文法が苦手な子どもが将来、大学や職場で苦しむことを懸念しながらも、文法のルールを厳しくしつけたい気持ちと、自己表現する喜びを奪い取ることへの恐れの間で、「身を引き裂かれる思い」をしているという。また、低学年で文法の基礎を習得しなかった生徒を救済する方法が分からないと困惑する教師もいた。教師たちは、学校が読解力や州統一試験に重点を置いた授業にばかり時間を割き、文法の指導をおろそかにしていることが原因の1つと指摘している。

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