ロングアイランド、サフォーク郡警察のジェラルディン・ハート本部長は16日、2010年から11年にかけて、ロングアイランドの南沿岸ギルゴビーチ付近で売春婦4人を含む11人の変死体が見つかった未解決の連続殺人事件に関する新しい証拠を公開した。各メディアが同日、報じた。
公開されたのは、9年前に行われた捜査の初期段階に遺体発見現場近くで見つかったという黒革のベルト。ベルトには「HM」または「WH」の文字がエンボス加工されている。ハート本部長は16日、サフォーク郡警察署本部で行われた記者会見で、「新しい技術の開発により、ベルトの画像を公開するに至った」と公開の経緯を説明。「証拠品は容疑者が扱ったものと見られる」としながらも、殺害の際にベルトが使われたかどうかについては明言を避けた。また、同本部長は、一般の人が同事件に関する情報を入手できると同時に、事件解決につながる情報を投稿できる新しいウェブサイトを立ち上げたことも明らかにした。
同事件は2010年5月、売春婦として働いていたニュージャージー州ジャージーシティ出身のシャナン・ギルバートさん(24)がロングアイランドで行方不明になったのが発端。ギルバートさんを捜索する過程で警察は、ジョーンズビーチの北端にあるシーダービーチとギルゴビーチの間でギルバートさんではない4人の遺体を発見。捜査範囲を広げた警察は最終的に、同地域でギルバートさんを含む女性9人、男性1人と幼児1人を発見した。警察は、被害者のうち売春婦として働いていた女性は全て、同一人物による犯行と見ている。警察は容疑者としての捜査対象を1人に限定しないとも述べた。

新しく公開された証拠品の写真。ギルコビーチ連続殺人事件の情報提供を呼びかける専用ウェブサイト「ギルコニュース」www.gilgonews.comのスクリーンショットより
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








