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マンハッタン区グランドセントラル駅地下のフードコンコースにホームレスが増加し、客離れから経営難に陥ったとして、コンコースに入居する飲食店の経営者がニューヨーク州都市交通局(MTA)にテナント料を払うことを拒否している。ウォール・ストリート・ジャーナルが2月27日、報じた。
支払いを拒否しているのは、2018年にフライドチキンとウイスキーの店「アートバード&ウイスキーバー」をフードコンコースに開いたジョー・ジャーマノッテさん。売り上げが低迷しているのは、店の周辺にホームレスが入り浸り、雰囲気が悪化したことが理由だと主張している。たびたびネズミが出没することや、老朽化した内装も客離れに拍車をかけたと憤る。
MTAは2月下旬、滞納分26万ドル(約2806万円)の督促状をジャーマノッテさんに送付。督促状には、2週間以内に滞納分を支払わなかった場合は、同店を「差し押さえる」と書かれていた。
一方、ジャーマノッテさんは、MTAに月額5万ドル(約540万円)の家賃を下げるか、28年までの賃貸契約の解約を求め交渉すると言明。合意しなかった場合は、店舗の建設費用約150万ドル(約1億6200万円)と、売り上げの損失額をMTAに請求する考えだ。MTAは、売り上げが落ち込んでいるのは一部店舗のみで、コンコース全体の売り上げは好調と反論している。

Yurika Fukagawa / 本紙
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