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理髪店は黒人コミュニティーの重要な集会所の1つ。しかし、男らしい髪型を理想とする理髪店が多い中、居心地の悪い思いをしている黒人LGBTQも少なくない。ニューヨークタイムズは11日、SNSを活用して理髪店を探す彼らの姿を報じた。
コメディアンのジャボーキー・ヤング=ホワイトさん(25)は、理髪店の店員が、店の前を通りがかったトランスジェンダー(性転換)の女性に罵声を浴びせたのを見てから理髪店が嫌いになった。俳優で映画監督のデリック・ミドルトンさんは、理髪店で「そんな女々しい髪型はできない。美容室へ行け」と追い出された。
ヤング=ホワイトさんはSNSでブルックリン区にある理髪店、カメラ・レディ・カッズを見つけた。店主は自身も同性愛者だというカネ・カッズウェルさんだ。LGBTQの支援活動をしたこともあるというカッズウェルさんのモットーは「自尊心を売る」こと。2008年に理容学校を卒業後、SNSを利用して顧客を増やしていった。ミドルトンさんは、黒人LGBTQ向けに理髪店の予約アプリを開発中だ。
カッズウェルさんは、「店に来たときはうつむき加減の客も、胸を張って出ていく」と話した。

カメラ・レディ・カッズの公式インスタグラム(@camerareadykutz)より
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