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新型コロナウイルス危機への対応が評価され、ニューヨーク州のクオモ知事の人気が急上昇している。不愛想な知事はこれまで民主党内でも敵が多く、党のリーダーとしては「自己中心的」とされ、全米的な評価はさほど高くなかった。党内で力を増す進歩派と比べ現実主義な点も不人気の一因だった。しかし、ここにきて非常時における「卓越した代弁者」として存在感を増している。ニューヨークタイムズが24日、報じた。
同ウイルスへの感染が急速に進む同州では、感染者数が3日ごとに倍増し、24日時点で2万5000人を突破。知事は同日の記者会見で、同州で最大14万台のベッドが必要になると予測。また、人工呼吸器が3万台必要であるにもかかわらず、「400台送る」とした連邦政府の反応を、「遅く、非効率で不十分。政府は残りの2万6000人を見殺しにするつもりか」と、これまで以上に強い口調で批判した。知事の記者会見を受けて、ペンス副大統領は2000台の人工呼吸器をニューヨーク州に送ったと発表。25日にはさらに2000台送ることを約束した。
明確で一貫性があり、共感を伴った知事の記者会見は、視聴率が高く、24日の演説は、主要ネットワーク4局とCNN、MSNBC、トランプ大統領に好意的なFOXに至るまで、多くのテレビ局で生中継された。ジョー・バイデン前副大統領は、知事の記者会見を「リーダーシップの授業」とたたえた。

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