RELATED POST
新型コロナウイルス感染予防のため、多くの企業が在宅勤務に移行し出張を控えているが、コロナ収束後もこれが定着するかもしれない。ウォール・ストリート・ジャーナルが15日、報じた。
在宅勤務が開始されてから数カ月が経ったいま、企業の幹部や従業員の多くが、ビデオ会議も対面式の会議と同じように業務が進めることができると実感する人が多いという。さらに出張の移動に費やす時間の必要性に疑問を抱き始める声もある。
営業面では、見込み客と直接対面するよりも、ビデオ会議の方がメリットが多いとの意見も多い。対面式の会議だと、スマホをいじり始める人もいるが、ビデオ会議であれば画面に集中しやすい。また、席順がないことで全員が平等な立場に立てるという。さらに、見込み客へのプレゼンテーションでは通常、配られた資料の見積価格のページを真っ先に見て判断を下すケースが多いが、ビデオ会議だとプレゼンテーションの内容全体を聞いてもらえるとの意見もある。
しかし、顧客との個人的な関係を重視する人や単に出張が好きだといい、オンラインの営業に反対する人もいる。コロナ禍で、企業がコストの削減をする際、出張にかかる旅費を一番に削減する傾向がある。デルタ航空のCEO、エド・バスティアンさんによると、多くの企業が旅費を大幅に削減するため、全米の航空会社やホテル、レンタカー会社が大きな打撃を受けることが懸念点だという。

RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








