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ニューヨーク市内の小売店で、黒人が経営する企業を支援する取り組みが広がっている。ウォール・ストリート・ジャーナルが28日、報じた。
ソーホーにあるコンビニエンスストア、グッズマート。店主は、白人女性のレイチェル・クルパさん(40)だ。人種差別に抗議するデモの最中の6月1日、略奪を受けたが、「何かしなければ」と考えたという。米国の人口の15%が黒人であることから、陳列スペースの15%を黒人経営企業の商品にしようという「15パーセント・プレッジ」の動きにも触発された。扱う200品目のうち3品目しかなかった黒人経営企業の商品を20品目に増やすことした。
ブルックリン区の黒人起業家、アンドレ・スプリンガーさんが販売する調味料「シャクアンダズ・ホット・ペッパー・ソース」もその1つ。最近、小売店からの引き合いが3倍に膨らんだという。「ブルックリングラノラ」も黒人女性、マーガレット・バロウさんが創業したブランドの商品。過去には、バロウさんがサンプルを他店に売り込んでも、引き取ってくれない小売店に、友人の白人男性が頼みに行くと、引き取ってくれたという経験がある。「意図的ではなかったと思う。かえって、それが恐ろしい」とバロウさんは話している。
グッズマートではこうした商品のアソートメントパッケージも販売している。クルパさんは「黒人が経営する企業の商品を誰もが知っているブランドに育てたい」と意気込んでいる。

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