お元気ですか? 毎日寒いですね。今回は面接において貴方は何を伝えるべきなのか、という根本に迫ってみましょう。言葉遣いや立ち居振る舞い、表情など色々と大事なことを書いてまいりましたが、話の内容から相手に何を伝えるべきなのかということが今回のテーマです。簡単に【理念】【分析】【感覚】と3つに分けて考えてみましょう。
【理念】仕事に対する貴方の理念をアピールする:面接で伝えるべきことは、仕事に対してどんな考え(理念)を持っているのかです。何ができるのかも大切ですが、仕事に対する信念、貴方の信条などを相手は聞きたがっています。強い意志や信念が感じられてこそ企業にとってプラスになる人材だと思ってもらえることでしょう。「なぜこの会社を選びましたか」「なぜこの業種に興味を持ちましたか」などの質問の答えには、この【理念】が必要です。
【分析】何ができるのかを分析しアピールする:今までの職歴や資格、何が即戦力となりうるポイントなのかを分析して言葉に出せることが必要です。また、日本では「あなたはどんな性格だと思いますか」などの質問をされることも多く、この場合は自分の長所を的確に分析し、エピソードを加えて言うことが大事なポイントです。短所に関しては分析した上で、さらに今現在はこのように改善しているという前向きの分析が必須。いずれにしても、きちんと「自己分析」ができていることをアピールします。
【感覚】ヤル気を伝える感覚的なアピールをする:人は言葉だけで相手を判断するのではなく、目の輝き、表情、姿勢などで「この人はできそうだ」「こいつなら頼りになるだろう」と直感で捉えることも多いため、〝第一印象力〟はとても大事です。プラス、実際の言葉の中でも前向きで強い意志が感じられる表現力、言葉の持つ力を最大限に発揮するような間の取り方などを含めて自分をアピールすることが必要です。日本では「頑張ります!」という言葉が好きな方が多いのも事実です。これらを私は感覚的なアピールと呼んでいます。
BY mina
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有限会社ミナ・コーポレーション 代表取締役 長久保 美奈
㈱JAL国際線で世界21カ国をフライト後、米ワシントンD.Cで国際基準のマナーとコミュニケーションを習得。2003年より起業、接遇・ファーストクラスのマナーの指導を開始。現在年間での講演、研修は各法人企業、ホテル、医療、大学などで260回を超える。就職、面接のためのセミナーも毎回大盛況で時代のニーズに合った指導が好評を博す。ニューヨークでも年数回ビジネスマナー講座を開催。
URL:wwwmina-corp.com
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