米国最大級のフードショー「インターナショナル・レストラン&フードサービスショー・オブ・ニューヨーク」が4日から3日間の日程で、マンハッタン区にあるジャコブ・K・ジャビッツセンターで開催されている。ことしで第19回目を迎える今回も昨今の不景気にかかわらず世界各国から約600の飲食関連会社、団体などが出展し、1万点以上の商品、サービスを紹介する。
同ショーの目玉のひとつとなった日本食の見本市「ジャパン・パビリオン」も毎年規模を拡大しており、今回は〝ヘルシー〟や〝エスニックメニュー〟など米国のフードトレンドに沿った形で日本食材や調理器具を紹介するソウルフードセクションやアルコールセクションのほか、地方の特産物や新商品を紹介するセクション、ラーメン講座やうま味セミナーが設けられるなど、日本食の魅力を多角的に紹介するコーナーが目白押し。米国における日本食ブームをさらに加速させる勢いだ。
また、昨年の東日本大震災を受け、地元の雇用促進を目指し今回、初参戦したブランドも。陸前高田市の神田葡萄園は自慢のマスカットサイダーを海外に紹介することで、岩手の元気を取り戻したい、という思いを込めて今回、出展を決意したという。
同ショーではほかに、ニューヨークのローカル食材を展示するプライド・ニューヨークが盛況だったほか、有名パティシエによるペーストリー大会も人気を集めた。
同ショーは、レストランや物流など飲食関係業者を対象に、各社の新商品やサービスの紹介、取引交渉を行うことで、相互ビジネスの促進をあっせんする画期的なイベントとなっている。詳細は、www.internationalrestaurantny.comまで。
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