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過去最速の人口増加率 一年半で7万人増 – NY市
最新の国勢調査によると、ニューヨーク市の人口が2010年1月から11年7月までの1年半の間に約7万人も増加していることが明らかとなった。この統計結果は、1990年代の同市の状況に似通っており、主な要因には移民の大幅な増加と、ニューヨーク市民の他地域への少ない流動が挙げられる。
調査によると、最も増加した地区はブルックリン区とクイーンズ区で、それぞれブルックリン区で約2万8000人、クイーンズ区で1万7000人以上が確認された。総数6万9777人の増加により、市の人口は現在、824万4910人にまで膨れ上がった。また、ブロンクス区の人口増加率もナッソー郡やサフォーク郡よりも顕著だった。
アジア系やヒスパニック系、ユダヤ系が多く住むブルックリン区における人口増加の要因は、高い出生率と低い死亡率だった。ブロンクス区とクイーンズ区でも同様の結果が見られたが、マンハッタン区だけは出生率による人口増加でなく、移民および他州出身の米国人の流入が目立った。
ニューヨーク以外では、ダラスやマイアミ、サンディエゴなどの都市で人口増加率が高かった。
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