酒・焼酎イベントの様子=3日、アスターセンター(photo: Tome)
日本の酒と相性が良いモダンクイジーヌの調理デモンストレーションも人気を博した=同
北米における日本食普及のけん引役である米国西本貿易株式会社が3日、毎年恒例となった酒・焼酎イベントをマンハッタン区のアスターセンターで開催。ことし創業100周年を迎える同社が商業取引する蔵元や卸業者など25社以上がブースを出展し、自慢の一品を現地の飲食業関係者らに振る舞い売り込んだ。
今回は、ニューヨークの有名店で腕を振るうトップシェフによるモダンクイジーヌと酒のペアリングを通して「新しい酒の楽しみ方」を紹介。レストラン業に携わる米国人男性客からは「いろんな銘柄を一度に飲み比べできた。燗で飲むと半ば決めつけられた大衆酒ではない、本場日本産の高級地酒を造る蔵元関係者から直々においしい飲み方を教わり勉強になった」との声が聞かれた。
同社ニューヨーク支店の鈴木喬久支店長によると、近年の米国における日本食人気に伴い、日本酒や焼酎の消費量も着実に増加。およそ1万点を取り扱う同社の商品のなかでも、日本酒と焼酎が日本食文化を象徴するものとなるよう、今後も拡販に向け社をあげて取り組んでいく構えだという。
需要拡大についても更なるポテンシャルを見込んでおり、今後も「日本酒や焼酎がチーズやさまざまな香辛料、お肉やお魚を使った多国籍料理に合わせ、ワイン感覚で楽しめるということを広く認知してもらえるよう普及活動に尽力する」意向を表明。また、一般家庭における日本食の定着と併せ、日本の酒を家庭で気軽に楽しむ〝家飲み文化〟の浸透も目指す。
100周年の節目に関して同氏は、「これまで支えてくれたお客様や、社を導いてきたパイオニアそしてフォロワーの皆様のおかげ」と謝意を述べると共に、「今後も安全でより良い商品をリーズナブルな価格で提供し、日本食および日本酒、焼酎の魅力を北米だけでなく世界に伝えていければ」と抱負を語った。
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