RELATED POST
ニューヨーク市警察庁(NYPD)のレイ・ケリー長官は23日、銃の違法所持および関連事件の撲滅を目指し、同市で新たな銃器探知機を試用導入した旨を発表した。
同機は空港で使用されている金属探知機と同様の技術が用いられており、放射線を利用して衣類の下などに隠された銃でも探知できる。
NYPDは昨年より、不審人物に対し身体検査を含む職務質問「ストップ・アンド・フリスク(Stop and frisk)政策」を取り入れているが、同政策の批評家らは新探知機がさらなる人種差別を引き起こす可能性を示唆している。
特にストップ・アンド・フリスク政策同様に、対象が非白人に偏ってしまうことや、鍵や携帯電話などが誤って銃と探知されることなどを懸念している。
憲法権利センターのダリウス・チャルニー氏は、「新探知機の導入が、物議を醸しているストップ・アンド・フリスクよりも良い政策になるか、またもや公民権や市民の自由が奪われる大失敗に終わるのか」と懐疑的な意見を示している。
ロンドン警察はすでに新銃器探知機を採用しており、今回のNYPDへの導入にも協力した。ケリー氏は、ロンドンでの奏功を参考に、本格導入へ向け「今後しばらくは様子を伺う」としている。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








