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昨年10月末に米東部を襲った巨大ハリケーン「サンディ」の洪水被害の影響により、ニューヨーク市内のねずみの異常繁殖や洪水地域からの大移動などが連日メディアを賑わせているが、専門家らの間では意見が食い違っているようだ。
ねずみの生息地域や生態について調査するニューヨーク市保健局によると、ハリケーン後はねずみに関する苦情が減少しているという。同局の声明では、「洪水の被害を受けた地域で調査を行ったところ、多くのねずみが溺死したため、減少傾向にある」と発表した。
一方、洪水被害に遭った地域へ50万ドルのねずみ駆除対策支援を提案している市議会議員、ジェシカ・ラピン氏は、保健局に寄せられたねずみに関する苦情は市全体では減少したものの、ウエストビレッジやブルックリン区など一部の地域では増加している旨を強調した。
マンハッタン区のチャイナタウンでねずみ駆除業を営むM&Mペストコントロールのマネジャー、トマス・キングさんによると、ハリケーン後の駆除依頼件数は20〜30%も増加したという。
だが、30年にわたり有害生物の駆除業に携わるデイル・コーカイネンさんは、「ある地域ではねずみの数が減少したかもしれないが、ねずみは匂いに敏感なため、洪水の影響で匂いの変わった住居から他の地域に移り住んだ可能性が高いのでは」という独自の見解を披露している。
いずれにせよ、しばらくの間はねずみに関する話題は後を絶ちそうにない。
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