3月の2013年度シーズン開幕を目前に控え、米プロサッカーのメジャーリーグサッカー(MLS)ニューヨーク・レッドブルズは2月25日、マンハッタン区チェルシーにあるピア59スタジオで新しいユニホームとチームメンバーをメディアに向けて発表した。レッドブルズには日本人初のMLS選手となる木村光佑選手のほか、元フランス代表のティエリ・アンリ選手ら多くの有名選手が在籍するなど、今シーズンも注目が集まっている。
今回披露された新モデルのユニホームは、襟と背番号下の部分にエンボス加工でレッドブルのブランドロゴが施され、従来の力強さはそのままに、洗練度が増した。
木村選手は「MLSはここ3〜4年で伸びてきている。アメリカは野球、バスケットボール、アメリカンフットボールなどのスポーツが世界一のレベルで、選手の身体能力が高い。イタリア、スペインなどのトップリーグと比べると技術面では少し落ちるが、スピード、フィジカル面では負けていない。僕もそうなのですが、これからアメリカのサッカーが成長するのを一緒になって応援してほしい」と応援を呼び掛けた。
また、「DF(ディフェンダー)である以上、相手の動きを読んで相手選手に仕事をさせないのと、その後にどうチームメートに声を掛けたらもっと簡単に周りがディフェンスできるか、日本人らしい気配り、サービス精神を意識してプレーしていきたい」と語った。
レッドブルズのホーム開幕戦は16日で、対D.C.ユナイテッド。詳細はチーム公式サイトwww.newyorkredbulls.com/まで。