イーストビレッジの新しい〝たまり場〟「ハイカラ」4月にオープン

 おいしいお酒とおつまみを片手に、心ゆくまでゆったりとくつろぎたい—。そんなわがままをすべて実現してくれる店が4月中旬、イーストビレッジにオープンする。運営はニューヨークで数多くの日本食レストランを展開するT・I・C・グループというだけに、オープンを目前に控え、早くも各方面で話題となっている。

 ニューヨークの新しい〝たまり場〟は、その名も「Hi-Collar(ハイカラ)」。このお店の魅力は何と言っても、個性溢れるファッションに身を包むシェフ、後藤崇さんが創り出す「気まぐれメニュー」(ディナー時のみ)の数々だろう。日本酒やワイン、ビールに良く合う美味を、その日仕入れた素材、そしてシェフの気分次第で決めてしまうという、何ともおもしろいコンセプトを取り入れている。

何が出てくるかはその日のお楽しみ!右:食べ応のあるカツサンド


 「一人でも立ち寄れて、お酒に合うおつまみが日替りで食べられるお店って、ニューヨークにもなかなかないのでは?」と話すシェフ後藤。「食事だけでなく、みなさんの新しい出会いの場となるような、楽しいお店にしたい」と意気込む。

モデル業もこなすシェフの後藤崇さんが手掛 けるメニューは、どれも見た目にも美しい


 大正ロマンの雰囲気漂う店内は、カウンター席のみで12席用意。昼は昔ながらの〝喫茶店〟を彷彿させる懐かしの洋食メニューが揃うほか、サイフォンで入れた本格コーヒーが味わえる。
 友人とのティータイムはもちろん、仕事帰りにちょっと一杯飲みたい時、日々の喧噪を忘れたい時—。イーストビレッジの隠れ家が、きっと素敵な時間をもたらしてくれるだろう。

すべて手作りにこだわったハイカラ特製の「オムライス弁当」


 3月19日〜21日にグランドセントラル駅で開催される日本文化促進イベント「ジャパン・ウイーク」で、ハイカラの“オムライス弁当”が販売されることが決定した。
 名古屋コーチンを使用したチキンライスにふんわり焼き上げた卵、手作りデミグラスソースと“うみゃ〜”が詰まった究極のオムライスをメーンに、カツサンドとかぼちゃサラダが脇を固める。贅沢な食材をふんだんに使っていながらも、「ハイカラ」の味を一人でも多くの人に食べてもらおうと、今回は税込み8ドルの破格で提供する!
 ジャパン・ウイークでは1日100個の限定販売。ひと足早くハイカラの味を楽しめるチャンスは見逃せない。

Hi-Collar
214 E 10th St(bet 1st & 2nd Ave), NYC
212-777-7018
www.hi-collar.com