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米連邦捜査局(FBI)は2日午前、ニューヨーク市クイーンズ区選出の有名政治家2人を含む計6人を、11月に行われる次期市長選挙をめぐる贈賄容疑で逮捕した。
FBIの潜入捜査の結果、逮捕されたのはニューヨーク州議会の上院議員マルコム・スミス容疑者(56歳)、同市議会議員のダン・ハロラン容疑者(42歳)ら。この他、同州スプリングバレーの市長と同州共和党選出議員2人も含まれている。
米地元紙ニューヨーク・ポストによると、スミス容疑者とハロラン容疑者は協力して州内で権力のある共和党議員らへ賄賂を贈り、民主党選出のスミス容疑者が次期市長選において、共和党から立候補ができるように仕向けようとした。
ハロラン容疑者は、これら贈収賄を実際に行う場を設定したり、数千ドルに及ぶ賄賂の調達を行った疑い。また、この他にもあるコンサルタントからの収賄と引き換えに、8万ドルの市議会資金を調達した容疑もかけられている。
FBIのジョージ・ベニゼロス副長官は、「法律を厳守しなくてはならない公職者が法律を破り、民衆の信用も失うとは誠に遺憾。このような不正行為の代償は大きい」と声明を出した。
自宅で逮捕されたハロラン容疑者は、「身に覚えがない」と記者に話し、一連の容疑を否定している。
だがFBIは、同容疑者が「いくら金を準備できるかで、すべてが決まる。これが政治の世界」と、政界における贈収賄のまん延を示唆する発言をしたとしている。
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