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ニューヨーク市警察庁 (NYPD)はこのほど、2012年度のニューヨーク市における殺人事件に関する報告書を発表。区別ではブルックリン区での発生件数が最多だったほか、犠牲者の6割を黒人が占めていたことも判明した。
同報告書によると、殺人事件が起こりやすいのは、違法薬物を使用したりアルコール飲料を飲んだ結果、攻撃的になる人が増える午後11時〜午前5時の間で、12年に起きた419件の殺人事件のうち約40%が同時間帯に発生した。
また犠牲者は60%を占める黒人に続き、ヒスパニック系が27%、白人が9%、アジア系が4%であり、全体の84%が男性という結果となった。
また発生場所はブルックリン区が全体の36%を占め、ブロンクス区が27%、クイーンズ区が20%、マンハッタン区が15%と続き、スタテン島はわずか2%に留まった。
殺害動機については42%が論争や復讐、11%が違法薬物、9%がギャング組織の活動に関連している。殺害手段は銃殺が約6割を占め、次に刺殺、撲殺の順に多かった。
NYPD広報のポール・ブラウン氏によると、ことしは4月4日までに68件の殺人事件が発生しており、昨年同時期と比較し30%減となっている。
元NYPD部長刑事のジョセフ・L・ジアカローン氏は、「これからの季節は気温の上昇と共に外出する人が増えるため、殺人件数が増える可能性がある」と予測している。
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