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鏡割りをする(左から)プリファードホテルグループ社長リンゼイ・ユベロス氏、ニューヨーク・ヤンキース元選手の松井秀喜氏、ザ・キタノニューヨーク取締役社長小池佳子氏、在ニューヨーク日本国総領事大使 廣木重之氏、ホテルアソシエーションニューヨーク社長ジョセフ・E・スピナート氏=4日(photo:Takeuchi)
ニューヨークで唯一の日系ホテルであるザ・キタノニューヨークがことし40周年を迎え、記念のパーティーが4日、同ホテルのペントハウス宴会場で行われた。日米の招待客約100人がお祝いに駆けつけ、同ホテルの人気と信頼を物語っていた。
取締役社長の小池佳子氏はあいさつで、創業から長きにわたる愛顧に感謝を述べ、「これからもおもてなしの心を大切にしながら、新たな挑戦をしていきたい」とさらなる飛躍を誓った。
その後、ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長からの祝辞が読み上げられ、「2013年6月4日をキタノ・デーとする」という認定証が同ホテルに贈られ、会場からは歓声が上がった。
在ニューヨーク日本国総領事大使の廣木重之氏は来賓スピーチとして、「ニューヨークで唯一の日系ホテルとして、これからも最高級のクオリティを提供し続けて欲しい」と激励の言葉を贈った。
また先日、引退会見を同ホテルで行ったニューヨーク・ヤンキースの元選手、松井秀喜氏がサプライズゲストとして登場し、「ここは僕にとってオアシスのような場所。いつもお世話になっています」と笑顔で述べ、同ホテルの今後のさらなる発展を祈り、鏡割りが行われた。
同ホテルは1973年、「ニューヨークキタノホテル」として創業。92年から95年にかけて全面増改築を行い、現在の「ザ・キタノニューヨーク」として新しく生まれ変わった。現在まで世界中の多くの人々に愛され続けている。
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