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好調の滑り出しも、まだまだ多くの課題が残るシティバイク=(photo: Koike)
ニューヨーク市当局は24日、自転車シェアリングプログラム「シティバイク」の利用者が、先月末の開始から1カ月弱で10万人を突破したことを明らかにした。また、すべての自転車の走行距離の合計が、100万マイルを超えたことも分かった。
同市によれば、先週1週間の同サービスの利用回数は16万1000回で、うち21日だけで6000回も自転車が利用されたという。
同プログラムは、マンハッタン区とブルックリン区内にある330カ所のステーションに、6000台の自転車を配置。年会費95ドルまたは9.95ドルの1日パス料金を支払えば、指定された時間内で何回でも自転車を利用することができる。
ただし、プログラムの規模が大きいことから、今後さまざまな問題が浮上するのは避けられないという指摘もある。
すでに利用者からは、「ステーションに行ったら1台しか自転車が残っていなかった上、その自転車は故障中で利用できなかった」といった声などが聞かれている。また、患者の乗った担架を救急車に運ぶ際、バイクステーションが邪魔になって迂回せざるをえなかったという事例も発生しているという。
なお同プログラムには、大手銀行のシティバンクが4100万ドルの資金提供を行っている。
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