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米コーヒーチェーン大手のスターバックスが、今月25日から全米の1万1000店の支店で一部の商品を値上げする。ほぼすべての支店にとって、今回が約2年ぶりの値上げとなる。
対象となるのは、「ラテ」などのエスプレッソドリンクを含む、全体の約3分の1にあたる商品。実施後の価格は各地域や支店によって異なるが、値上げ率は平均で約1%となるという。
ただし、トールサイズのドリップコーヒーや、コーヒーを使ったフローズンドリンク「フラペチーノ」などの商品については、値上げされず据え置きとなる。また、カップを持参した場合に10セント値引きされるサービスは、これまで通り実施されるという。
スターバックスはコーヒー豆の価格低下の影響により、営業利益率の向上を達成したばかり。同社の広報担当であるリサ・パッセ氏は値上げの理由について、「人件費、賃借料、マーケティング費用、設備費が上昇したため」と説明している。
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