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ニューヨーク州都市交通局(MTA)は22日、地下鉄M線とG線およびバス路線の一部で、運行を拡大する計画があることを明らかにした。
計画では、週末のM線の運行を、平日と同じくマンハッタン区のロウワーイーストまで拡大するほか、ブルックリン区とクイーンズ区を結ぶG線の走行本数も平日夕方のラッシュ時間を中心に増強する。また2010年に廃止されたバス路線のうち、M8番線を含む5路線を再開する予定としている。
さらに10年に開始された新たな快速バスサービス「セレクトバスサービス」に、7番目となる新路線を追加することも併せて発表された。
MTAによれば同計画の予算は1800万ドルで、拡張計画の大半が今後1年以内に段階的に実施される予定だという。
MTAのトマス・ペンダーガスト会長は同計画について、「今回の増強計画はMTAが顧客の声に応えているという証拠。ただし、09年に実施した大胆なコストカットがなければ実現できなかった」と話した。MTAは09年、サービス縮小により1億ドル近くの経費削減を行っている。
特にM線のサービス拡大については大幅な利用者の増加が見込まれており、これまで週末はバスを乗り継ぐなどして移動していた乗客2万7000人以上(1日平均)が利用する見通し。
なお、今回の計画はMTAの14年予算の一部で、ことし12月に取締役会で審議される。
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