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ニューヨーク市議会は24日、スポーツアリーナおよびエンターテインメント会場であるマンハッタン区のマディソンスクエアガーデン（ＭＳＧ）が、ペンシルベニア駅の上で今後10年間に限り営業を続けることを、47対１で承認した。
ＭＳＧは「全ての条件を満たしている」として永久的な使用許可を求めていたが、市都市計画審議会は５月、15年間の更新を提案し、市議会小委員会は６月、10年間の更新を提案していた。
ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長は15年間の更新を推していたが、10年間とする議会の決定を覆す予定はないという。
同駅には数十億ドルをかけた大掛かりな改修工事の計画が提案されているため、ＭＳＧが別の場所へ移転することで改修工事がやりやすくなる。
しかし改修工事を実現させるためには市、州、連邦政府の承認や、アムトラック、ニュージャージー・トランジット、ロングアイランド鉄道などのサポートを必要とする。
10年間を終え満期を迎えるまでにＭＳＧは移転する場所を探すか、使用許可の更新のため同様のプロセスを踏むことが求められるが、今後の詳細は決定していない。ＭＳＧは現在、約10億ドルを投じた改修工事を行っており、今秋に再オープンする予定。
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