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ニューヨーク市議会議長クリスティン・クイン氏とマンハッタン区長スコット・ストリンガー氏は1日、ロウワーマンハッタンのイーストリバーに面する荒廃した一帯をおよそ700万ドルを費やし、水辺のレクリエーション施設に変える計画を発表した。完成は3年後の予定。
同エリアは現在フェンスで囲まれた無人地帯で、ごみが散乱した状態となっている。計画ではブルックリン区とマンハッタン区を結ぶブルックリン橋のマンハッタン区側の橋のたもとにあるエリアに砂浜やカヤック乗り場、釣り場、並木道、売店などを建設し、新しい市民の憩いの場として開放する。
完成すればコニーアイランドやロッカウェイまで行かずとも、ウォール街から徒歩圏内でリゾート気分を味わうことができるようになる。だがイーストリバーの水質汚染を理由に、同地での遊泳は禁止となる。
両氏は将来、浄化した川の水を用いた子ども用プールの建設を望んでいるが、そのためにはさらなる予算が必要となる。
同計画は荒廃地域の再開発と同時に、ハリケーン「サンディ」のような大規模な災害に備え、沖合に塩沼を作る計画も含まれている。
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