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ロンドンを拠点に活躍する覆面ストリート・アーティストのバンクシーが、10月からニューヨーク市に一時的に滞在し、市内各地の建物外壁や塀などに「グラフィティ(落書き)」アートを残していることについて、同市のマイケル・ブルームバーグ市長は17日、バンクシーの作品を通常の落書きと同様に違法行為として扱う見解を明らかにした。
ブルームバーグ市長はバンクシーの作品について、「グラフィティは個人の敷地を荒らす行為。町の衰退と管理不能状態を表すものだ」と述べた。
同市長は芸術愛好者として知られているが、「アートにはふさわしい場所がある。私個人としては、人や公の敷地に勝手に入って荒らす行為をアートとは呼ばない」と述べ、「たとえアートとして捉えるとしても、許可されるべき行為ではない」とも語った。
ニューヨーク市内ではバンクシーによる路上アートがすでに数カ所で確認されているが、このうち「グラフィティは犯罪」と書かれた標識の前で男の子がペンキのスプレー缶に手を伸ばしている作品は、描かれてから数時間のうちに市職員が清浄作業を行い、翌日には塗料を上塗りして完全に除去された。
バンクシーはゲリラ的に予告なく街角にアートを残すため、熱狂的なファンらは市職員によって消されてしまう前に作品を一目見ようと、情報を交換し合っているという。
今月に入ってからは、トライベッカの壁に描かれたツインタワーや、ガラス製のロナルド・マクドナルド像(マクドナルドのキャラクター)を使ったブロンクスでのインスタレーションなどの作品が確認されている。
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