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非営利団体センター・フォー・アーバンフューチャーが発表した最新の報告書によると、全国チェーンの飲食店、小売店のうち、ニューヨーク市内でもっとも多くの店舗数を擁しているのは、ボストン発祥のダンキンドーナツであることが分かった。
同チェーンはことし新たに39店舗を展開。現在は市内に515店舗を構え、ことしで6年連続首位を維持している。
また市内にある全国チェーンの総店舗数は7226店で、今年度の店舗増加率は前年比0.5%増となった。これは過去数年間が2〜4%であったことを考慮すると、大手チェーン店の急進的なビジネス拡張にやや落ち着きが見られると言える。
ダンキンドーナツ以外に今年度、開店数がもっとも多かったチェーン店はサブウェイ、セブンイレブン、スターバックスで、店舗増加率が高かったのはロクシタン、トレーダージョーズなど。
一方、全店舗を閉鎖したダフィーズをはじめ、T-モービル、サングラスハット、ステープルズは店舗数を減らしている。
全国チェーンの店舗数を郵便番号別にみると、コリアンタウンのあるマンハッタン区ミッドタウン南地区(10001)が最多だった。同地区はマンハッタンモール内や34丁目界隈、ブロードウエー沿いに、小売店や飲食店など多くの全国チェーン店が軒を連ね、その総数は184店舗に上る。
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