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ニューヨーク市ではことし、数年前に惜しまれながら閉店したふたつの有名レストランが再オープンする。2010年に不況のあおりを受けて閉店したセントラルパーク内の老舗「タバーン・オン・ザ・グリーン」と、ロックフェラーセンター最上階にある「レインボールーム」だ。
観光名所としても人気だったタバーン・オン・ザ・グリーンは、新たな経営者の下、室内300席、屋外300席の大規模レストランとして生まれ変わる。
19世紀に建築された建物は、閉店後はニューヨーク市の管理下で保存され、外装には1000万ドル規模の補修工事が施された。再オープンに向け、内装はかつてのクラシックできらびやかなイメージとは大きく異なるコンセプトとなっているという。
気になる新メニューは、伝統的かつモダンなカジュアル・アメリカンとなる予定で、人気シェフのケイティ・スパーク氏が料理長を務める。料理には、スパーク氏の人脈を活かした地元ニューヨーク産の材料がふんだんに用いられる予定だという。
経営陣は、2月6日の開店を目指すとしている。
一方、市によってランドマークにも指定されているレインボールームは、09年に経営難により閉店。新オーナーの下、14年秋までに再オープンする予定で、外装、内装ともに前身の面影を色濃く残したデザインになるという。
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