J.ビーバー容疑者、飲酒運転で逮捕 警察に暴言も

 フロリダ州マイアミビーチの警察は22日午前4時ごろ、カナダ出身の人気歌手ジャスティン・ビーバー容疑者(19歳)を、飲酒運転とスピード違反の容疑で逮捕したと発表した。逮捕時には警官の指示に従わず、暴言を吐いていたことも判明している。
 警察当局によると、ビーバー容疑者はマイアミビーチ近くにある直線の公道を封鎖し、もう1台の車とスピードを競うドラッグレースを、酒気帯び状態で行っていた。制限速度30マイルの住宅街の道を、60マイルで走行していたという。ビーバー容疑者とレースをしていたのは、デフ・ジャム・レコードのカリル・シャリフ容疑者(19歳)で、同容疑者も逮捕された。
 NBC局が報じたところによると、逮捕された当時、ビーバー容疑者はレンタルした高級車ランボルギーニを運転しており、助手席にはモデルのシャンテル・ジェフリースさんが乗っていた。また、ビーバー容疑者の父ジェレミーさんも現場にいたという。
 ビーバー容疑者は23日午後、保釈金2500ドルを支払い、すでに釈放されている。
 同容疑者は最近トラブルばかりが報じられており、先月は自宅から違法薬物が見つかり、友人が逮捕されているほか、隣人宅に生卵を投げつけるという問題も起こしている。