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1月30日付の米医学情報誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表された最新の研究によると、子どもの肥満は5歳までに確定するという。全米の子どもの3分の1が太り過ぎまたは肥満であるとされているが、8年生までに肥満になった子どもの半数は、幼稚園の時点ですでにその兆候が現れているという。
調査によると、5〜14歳の子どもの約12%が肥満で、5歳の時点で太り気味の子どもは、成人後に肥満となる確率が、標準体重の子どもに比べ4倍であるという。
肥満の子どもがもっとも多い学年は1〜3年生。人種別では、8年生までに黒人の18%、ヒスパニック系の14%、白人とその他の人種の10%が肥満になるという。
また一般的に、裕福な家庭の子どもが肥満になる率は低く、2番目に低い収入層でもっとも多く見られるが、同調査では中間所得層でもっとも肥満が多いことが確認された。生まれた時の体重も影響があるようで、出生時の体重が9ポンド以上だった子どもの36%が、小学生の間に肥満になる傾向があるという。
同調査は1998年から2007年の間に、7738人の子どもの身長と体重を7回測定することにより行われた。
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