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昨年からニューヨーク市の一部の地下鉄駅構内でWi-Fiサービスが導入され、通話やインターネットの利用が可能になって以来、電子端末の利用者が増加し続けているが、サービスの利用が可能となる駅がさらに増えるという。
今後、新たにWi-Fiシステムが導入されるのは、グランドセントラル、ヘラルドスクエアを含むマンハッタン区内の11駅とクイーンズ区の地下にあるすべての駅で、6月から利用可能となる予定。
インターネット・サービス・プロバイダーのボインゴ・ワイヤレス社とトランジット・ワイヤレス社の統計によると、昨年4月にWi-Fiシステムが導入された36駅で、昨年末までの間に260万回の接続が確認され、60テラバイトのデータが送受信された。
利用数がもっとも多かったのは、タイムズスクエア、コロンバスサークル、1〜3番線の72丁目駅と96丁目、ロックフェラーセンターの5駅。接続に利用された通信機器の4分の3以上はスマートフォンで、そのうちアイフォーンが74%を占めた。スマートフォン以外では、タブレット端末やラップトップコンピューターの利用も見られた。
スマートフォンの利用者が駅構内でWi-Fiを利用する時間は、平均9分だった。
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