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ブルックリン区在住の彫り師(タトゥーアーティスト)が5日、手術を受けた後、麻酔で眠っていた飼犬にタトゥーを入れた写真を、画像共有アプリ「インスタグラム」でネット上に公開し、愛犬家や動物擁護団体などから非難の声が上がっている。
同区プロスペクトハイツのタトゥーショップ「レッド・レッグド・デビル」の従業員で「ミスター・メトロ」と名乗る男性は同日、脾臓摘出手術を受けたため、麻酔で眠っていた雌の雑種犬ザイオンに、矢が刺さった赤いハートと自分の本名アレックスおよび妻の名前メルのタトゥーを施した。彫ったのは、手術のために毛を剃られた肩の部分。
投稿された写真には、「うちの犬は君たちのペットよりもかっこいい」とのコメントが添えられていた。男性は、タトゥーは獣医の了承を得てやったものと主張している。
写真が投稿された直後から、不快感や非難を表すコメントが多く寄せられ、男性はインスタグラムのアカウントを無効とした。
動物権利擁護団体は、「獣医が手術後に、犬の身体に小さなタトゥーを入れることはあるが、自分勝手な楽しみや気晴らしなどの識別以外の理由で動物を傷つけるべきではない」と非難している。
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