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ニューヨーク出身の人権活動家で、政界でも活躍するアル・シャープトン牧師が、1980年代半ばから連邦捜査局(FBI)への情報提供者として、マフィアを対象とした捜査に協力していたことが分かった。7日、情報サイト「スモーキング・ガン(The Smoking Gun)」が伝えた。
同サイトが米国情報公開法に基づいてFBIから入手した書類などによれば、シャープトン牧師はニューヨーク市を拠点とする4つのマフィア組織に近付き、その活動内容をFBIに伝えるなどしていた。FBIがシャープトン牧師のブリーフケースに隠しマイクを取り付け、マフィアとの会話を録音したこともあったという。
公開された情報では、捜査の最大の標的はニューヨーク市を拠点とする5大マフィアのひとつであるジェノベーゼ一家の幹部で、シャープトン牧師はFBI職員の間では「CI—7」というコードネームで呼ばれていた。
シャープトン牧師が提供した情報は、マフィア内の有力人物を特定する上で有力な手掛かりとなり、最終的には同氏が入手した情報を根拠に、市内にあるジェノベーゼ一家の2つの支部や、幹部が利用していた3台の自動車、12以上の電話回線に関して捜査許可を得ることができたという。
スモーキング・ガンはFBIによる書類のほかに、宣誓供述書や訴訟記録、ジェノベーゼ捜査チームの関係者6人へのインタビューなどを情報源として挙げている。
これを受け8日、シャープトン牧師は同サイトが発表した情報は「事実に基づくものではない」と否定したものの、一部の内容についてはおおむね認める発言をしている。
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