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ニューヨーク市民の交通手段について調べた最新の調査で、通勤にタクシーを利用する人が減少する一方で、地下鉄および自転車、フェリーの利用者が増加していることが分かった。
職場への交通手段としてタクシーを利用する人は2006〜12年の6年間で、割合にして26.5%、人数にして3万7219人も減少した。
タクシー運転手連盟はこれについて、「経済不況の影響で、マンハッタン区からニュージャージー州やコネチカット州に転居する人が増えていることが要因」だと分析している。
一方で、地下鉄の利用者は12年で年間16%、160万人増加した。また、通勤に自転車を利用している人は06〜12年の期間中、年間およそ11%の割合で増加している。特にブルックリン区では12年の増加率が135%に上った。
地域別にみると、自転車で通勤する人がもっとも多いのがマンハッタン区のロウワーイースト、次いでチャイナタウンで、ブルックリン区のブルックリンハイツ、パークスロープ、レッドフックがこれに続いた。
また車の利用者が多いスタテン島でも、自転車の利用者が06年から12年の間に2倍に増えていることが判明した。
さらにフェリーで通勤する人の割合は、同期間中で9%増加しており、ロッカウェーとウォール街を結ぶ新航路が就航したことから、今後は利用者がさらに増えるものとみられている。
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