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米通信大手のAT&Tは28日、電子機器メーカーのハネウェルとの提携のもと、旅客機の国内線機内における高速インターネット回線の提供開始に向け、計画を進めていることを明らかにした。回線はAT&Tの4G(ライト)を利用する予定で、2015年後半までのサービス導入を目指しているという。
旅客機内のインターネットサービスはこれまで、プロバイダーであるGogo社が市場の80%を占めている状態だった。AT&Tはかねてより、乗用車から家電の自動化に至るまで、幅広い分野のアプリケーションに対応できるインターネット接続の提供を戦略としており、旅客機内でのWi-Fiサービスの提供もこの一環として捉え、開発を進めるとしている。
またハネウェル社は、「AT&Tとの提携により、従来のサービスよりも高速で大容量の4G回線を提供できるようになる」としているものの、具体的な回線速度などについては明言していない。
機内のインターネット接続が向上することで、旅客のネット体験が改善されるだけでなく、操縦士と機内スタッフの連絡や気候のチェック、機体の状態に関する報告など、安全に関わる機能の改善が期待される。また、地上からの航路の追跡機能もより正確に行えるようになる。
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