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7つの言語を自由に操ることができ、観光客の心強い味方となっているガイドマンがホリデーシーズンの到来と共に注目を集めている。
エクアドル生まれ、フランス育ちのマルコ・ベドヤさんは自由の女神が立つリバティ島とエリス島を結ぶフェリーに乗務するガイド。「人と会話するのが大好き」と話すベドヤさんは英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語、イタリア語のほか、エクアドル先住民の言語であるキンチュア語を含む7つの言語を流暢に使いこなす。現在中国語を習得中というベドヤさんは、フランス外務省で12年間通訳を務めた経験をもとに、2002年からフェリー運営会社のサークル・ライン社のガイドマンとして勤務している。
2008年にフェリー運営の体制が変わった際も、ベドヤさんはガイドマンで居続けることを決めたように、彼にとって他国から来る観光客と関わることのできるこの仕事は、まさに天職そのもの。上司のラファイエル・アブル氏が「ベドヤさんはこの仕事にもっとも最適な人材」と話すように、多言語を操り、戸惑う人の助けとなっているベドヤさんは多くの観光客の人気を集めている。
これからホリデーシーズンを迎え、観光客が増加するリバティ島だが、ベドヤさんは「忙しくても多くの人との出会いを心待ちにしている」と話した。
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