大戸屋４号店レセプション開催　手作りにこだわる、にっぽんの定食を世界へ

　昔ながらの日本の定食を提供する大戸屋ホールディングスが２日、ニューヨークで４店舗目となるグリニッジビレッジ店（E 11th St）で関係者様を招いてのオープニングレセプションを開催した。同日は、株式会社大戸屋ホールディングス代表取締役会長の三森久実氏も日本から駆け付けた。
　グリニッチビレッジ店では全72席を用意し、内装は開放感を演出するデザインとなっている。他店舗同様、大戸屋こだわりの調理器具を配した店内奥のオープンキッチンでは、シェフが腕を振るい、日本の昔ながらの家庭的な料理を心を込めて提供する。

　来年は、ニューヨークで天ぷらレストラン「天婦羅 まつ井」をオープンをする予定という三森社長は「てんぷら店をやろうと思ったきっかけは？」という記者の質問に対し「さまざまな理由があり日本に帰ることが難しい高齢の方のためにも、日本に住んでいないと食べられないものを食べさせてあげたい。そういう方のためにこの店を出すのはすごく大事なこと」と力強く語った。さらに「今後も、日本人が食べて心の底から〝おいしい〟と言ってもらえるような本物志向を大切に、クオリティー、価格、味のすべてにおいて〝負けない〟というものが提供できるよう、さらなる挑戦をしていきたい」と述べた。
　レセプションでは、大戸屋の人気メニューのとんかつなどが振る舞われた。また、「天婦羅 まつ井」のトップシェフであり、同社商品開発本部の松井氏が参加者の前で自ら天ぷらを揚げた。上質の素材を使用した、心のこもった食事を堪能した参加者たちは、皆笑顔で大満足のようすだった。

＜大戸屋４号店＞
Ootoya Greenwich Village
住所：41 E 11th St（bet Broadway & University Place）
電話：212-473-4300
ランチ＝月〜金：午前11時半〜午後２時半
　　　　土・日：午前11時半〜午後３時
ディナー＝毎日：午後５時半〜10時半
www.ootoya.us