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ニューヨーク州都市交通局(MTA)は22日、バス、および地下鉄乗車料金を現行の2.50ドルから2.75ドルに引き上げることを発表した。
ニューヨーク・タイムズ紙が伝えた引き上げ案によると、3月22日より基本料金が25セント上げられる他、112ドルだった30日間乗り放題券は116.50ドルに、30ドルだった一週間乗り放題券は31ドルにそれぞれ値上がりする。また、主要トンネルなどの通行料も値上げされ、EZPassを利用する際の料金も現在の5.33ドルから5.54ドルとなる。
現在MTAは5年計画のインフラ整備に320億ドルを計上する方針を決めているが、およそ150億ドルの資金が不足しているため今回の値上げが決定された。クオモ州知事もインフラ整備の重要性を認識しており、7億ドルの援助資金をMTAに充てるとの声明を出している。加えて、この計画にはスマートフォンをかざすだけで料金が支払える自動改札機の開発も組み込まれており、2020年までにはメトロカードを廃止したいとMTAは話している。
値上げは利用者の負担になるとの懸念もある一方、運賃は値上げされるものの、最終的に利用者のためになるインフラ整備計画に利用客も貢献するべきだとの見方が多い。MTAのトム・プレンダーガスト会長は「上昇する運営費用を補うだけの予算は必要である」としながらも、「今回の引き上げ案は利用者の負担を最小限に留めたもの」と理解を求めた。

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