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ニューヨーク市警察(NYPD)が先月29日、テロリズム対策特別部隊を編成することを決定し、ビル・ブラットン本部長が会見を行った。
新しい部隊は臨時の編成ではなく、NYPDは今後も長期にわたり部隊強化に注力していく予定。部隊には特別な訓練を受けたおよそ350人の警官らを投入し、テロのみならず、市で起きる非常事態に備えるという。
現行では各区域から警察官や分隊をその都度招集、応急装備をさせた隊で対応していたが、この部隊では緊急事態に対処するために予め重火器の使用が許可されている。
世界でも有数の大都市ニューヨークには常にテロの標的となる恐れがつきまとう。パリやエジプトなど世界中でテロが頻発していることを受けて、NYPDが即座に対応したことが伺える。
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