PINK、ハダカですけどソー・ワット?
パワフルなボイスとキャッチーなメロディで人気の歌手PINK(ピンク)がこのほど、動物愛護団体「PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)」の活動に協力するかたちで、驚きのヌードを披露した。
何が驚きなのかというと、PINKといえば〝カッコよさ〟が魅力のひとつであり、他の女性シンガーのようにセクシーさや可愛さはさほど売りにしていない。そんな彼女が布ひとつまとわない全裸をさらしたこと、そしてその裸体が結構きれいなのだ。
そんな〝男勝り〟キャラの彼女がヌードを提供したのが、PETAが毛皮ファッションを非難するために制作したキャンペーン広告。この中でPINKは、タトゥーがいくつも彫られた引き締まったボディをあらわにし、自然な笑顔を見せている。その横には「I’D RATHER GO NAKED THAN WEAR FUR(ファーを着るくらいなら裸になるわ)」とのメッセージが。
毛皮ファッションについては常に賛否両論あるが、PINKもはじめから反対派だったわけではない。「過去には何度か毛皮を着たことがあるわ。でもいろいろ学んだ今、もう毛皮を着ることはない。毛皮をファッションに利用される動物たちがどんな目に遭っているのか知るべきよ」、さらに「毛皮を着る人たちの尻が、その毛皮の材料となっている動物に噛まれるよう願っているわ」と、最後をPINKらしく激しく結んでいる。
人気フォトグラファー、ルーヴェン・アファナドール氏によって撮影されたこのポスターは、現在開かれているニューヨーク・ファッションウィークの開催期間に合わせて、タイムズ・スクエアの巨大ビルボードにも掲示されるという。
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